ラージャヨガから見た。良い願いの奇跡。

どんなささいなことでも、感じ方を変えれば世界が変わる。

セルビアという国を知っていますか?

セルビアという国を知っていますか?

聞いたことはあるけど、どこだかよくご存知ない?

 

ルーマニアブルガリアといった

ヨーローッパの下の方に位置していて、(ギリシャより少し上)

面積は、ほぼ北海道と同じくらい。

人口は東京23区の人口より少ないくらいです。

 

セルビアに行ったことはありません。

(近くのギリシャには行ったことはありますが…)

 

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どうしてセルビアのことを考えているかというと

今日オンライン英会話DMMの担当の先生がセルビアの方だったからです。

 

いつもは時事ネタのニュースを英語でディスカッションするのですが

今日は、なぜかセルビアと日本の時差を聞いて

日本は18:00 セルビアは11:00でした。

先生が、このクラスが二回目のレッスンだよと言っていたことに

端を発して

先生のプライベートのお話に広がってしまいました。

(DMM英会話を長く続けていて今までに88レッスンしていますが、たま〜にあります、こういう展開)

 

おしんのような話し。(タラリラリラ〜というムード音楽を頭のなかで流して♪)

ニコラス先生は幼くして父親をなくし、16歳の頃から工事現場で肉体労働の仕事をしていたそうです。

学校に通いながらも、ほとんどはフルタイムで肉体労働の毎日。

幸い学校の成績は良かったので、先生は働きながら家計を支えるニコラス先生に

敬意を払っていて何も言わなかったそうです。

 

セルビアの学校は、厳しくはなく結構自由とのこと。

26歳の今に至るまでたくさんの仕事を転々としていました。

家業はチェリーの畑で、専攻は農業だったのだそうですが

チェリーは一年中手入れをしなくてはいけないのに

収穫しても、1キロの値段がわずか25セント(30円くらい?)

これではとてもやっていけないと、千本以上あったチェリー切り倒してしまったとか。

様々な職についても、週6日労働が当たり前、ランチ休憩もなく

残業代も支払われず、一ヶ月の平均給与は300ドル(約3万円)

国の経済状況が良くないので、今後国から脱出を考えているそう。

今でもセルビアでは多くの若者が豊かさを求めて海外へ移住しているそうです。

先生は、語学が堪能で他にもフランス語など語学の頭には恵まれていて

英語も自力で身につけたと。

いつか日本にも行ってみたいけど、飛行機代は12万円くらい。

これは4ヶ月分の給与にあたると言っていました。

2年前からオンラインの英会話レッスンの教師になり

生活は前よりは豊かで、今まで体験した意地悪な上司や雇用主もいないから

とても良い仕事だと言っていました。

 

小さい頃から

夏休みなどの長期のおやすみも

友人はあっちこっちに旅行に行っているというのに

自分はずっと働くしかなかった。

他に生きるための選択肢はなかったと言います。

でも、いつでもポジティブに明るい側面だけを見ようと

今までがんばってきたと

自分の人生を誇りに思っているということでした。

 

あ〜日本の豊かさにすっかり慣れきってしまって

いろんなことを当然だと思って暮らしているけど

世界にはそんな人もいるんだな。と

先生の話しを聞いて感慨深かったです。

 

それよりも何よりも

一番私の心を打ったのは

先生の前向きな姿勢なんです。

 

きっともっと明るい未来がやって来るから

大丈夫ですよ。

と言ってレッスンは終わりましたが

オンライン英会話を続けることで

少しでも海外で貧しい暮らしを余儀なくしている

先生の助けになれればと思いました。

せめてもの協力で

ニコラス先生の評価欄のコメントに素敵な先生だからおすすめします!と

書いてみた。

 

もうちょっと頑張ろう!

そう思えたセルビアの先生との出会いでした。

チャンチャン!

 

 

 

 

 

 

 

 

もしもお金に人格があったら…

誰もがお金持ちになりたいとは

思っているはず

 

でもこのお金というものを

どう捉えているでしょうか。

 

長いあいだ私も苦手意識があったのですが

最近になって

お金はエネルギーであるという話しを聞き

改めて

お金に対するイメージが変わってきました。

 

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本田健著 HAPPY MONEY

 

家計簿なんて3日坊主が

関の山ですし

お金の計算も面倒くさいのですが

これくらいだったらできる★と思ったのが

ハッピーマネーという考え方。

 

お金にも人格があり

出ていくとき

入ってくるときの

気持ちでまとっているエネルギーが変わってくるのだそう。

 

私のお財布の中のお金は

どんな気持ちでいるのかしらん。

と察してみるのは

楽しいもの。

 

お金は怖いものでも

汚れたものでも

私たちを支配するものでもない。

ただ

良い気持ちで扱って行けば良いのです。

 

難しいお金の本よりも

私はこの本に書いてあることのほうが

正論だと感じました。

 

ハッピーマネー♪

っていい言葉ですね。

 

まとめ

お金も私たちの考え方に染まります。

お金のマスターとしてしっかりコントロールしましょう。

ラージャヨガでも、マスターとしての自分自身を確立することが

大切だといいます。

そう、

お金もお酒も飲んでも、飲まれるな。

ですね

この地獄を生きるのだ!

何をとっても、どれをとっても

「What a Hell!(なんて地獄だ!)」

 

昨日英会話の先生とそんな話しをしていた。

 

ペルー出身の先生は

家を買うにも銀行の融資が思うように受けられない現実

パートナーが欲しいのに

理想のパートナーが見つからない現実を嘆いていた。

(これに関してはとてもおかしいエピソードがあるので

いつかご紹介したい・・・。)

みんな中身が空っぽではないか。な

 

そうだ!そのとおりだ!

私も滑稽な先生のしくじり談を笑って聞いた。

もう英会話のレッスンではなく

不平不満をぶちまける会のようになってしまっていたが

先生も随分スッキリしたのか

帰りは駐車場までついてきて送ってくれた。

今までこんなことなかったよね!!

 

そして、本屋さんでこちらの本をお見かけして

昨夜の先生との会話を思い出した。

 

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そう

この地獄を生きるのだ。

「首吊りの 紐の長さのせいにして、結局生きていくような 君」

という短歌があったっけ。

 

こんな世の中を普通だと思う方がおかしい。

そう思いません?

今、ここを真剣に生きていますか? やりたいことを見つけたいあなたへ

やりやいことを見つけるには?

 

先日、東京で久しぶりにお会いした

長年の友人Eさんが「好きなこと、やりやいこと」がわからないって

言ってたっけ😳

 

今まで、他人の価値観に合わせて

自分の評価より、人からの評価を気にして生きてたそう。

日本の教育で自分より人が大切みたいに教えられてきて

それを真に受けてたら

そうなるなるよな~🍵

 

最近は、時代も変わって

平均値を目指すより、個性的でいる方がいいような風潮もありますが。

 

そんなEさんのことを思い出しながら

「今、ここを真剣に生きていますか? やりたいことを見つけたいあなたへ」

という本を読みました!

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講談社 長谷部葉子著

 

慶応義塾大学で准教授をされている著者の長谷部葉子さんは

特にご自分の目の前にいる大学生に向けて

真摯なメッセージを本にされたのだと感じました。

 

内容は、空回りしがちな若者のエネルギーを

地に足をつけた視点で、諭すような感じ。

 

特に仕事や職業についての

鋭い洞察力には、ハッとさせられました!

 

仕事を選ぶときは、「好き」なもののなかから「発想が枯れそうにないもの」を選ぶ

仕事は「結果を出し続けること」が前提。いくつかの「好き」の中から

続けるのが楽なものを選ぶ。

 

やりたいこと」だけではなく「やりたくないこと」「嫌いなこと」この

すべてを書き出して見れば、明確になる。

 

夢は明日叶えるもの

 

「悩み」や「迷い」から抜け出したければ

考えるより先にまずは生活リズムを整える

 

「世間の声」に価値はない

 

自分の家の居心地を良くできない人に

人の家の居心地を良くすることはできない。

 

本気で社会貢献したいと考えるなら

まず、自分の住居をきれいに整え、栄養バランスが取れた美味しい食事を用意することから

はじめよう!

 

生活リズムが一定だと体と頭がスッキリし

どんどんクリアになる。

 

結局人は、自分が「楽しい」と思えることしか貫けない

 

コミュニケーーションとは相手の立場や主張を「受け止める力」

その場の雰囲気を受け止め感じ、同化しそして発信する。

 

舞台に自分の役割がないとわかったら

その舞台にしがみつくべきではない

自分の役割がある舞台を探しだすこと

 

 

まとめ

自分がしっかりしていないと

人は助けられない。

当たりまえですけど

忘れがちなポイントですよね🌈

 

自分自身が安定して

良い気持ちでいるだけで、人を助けられることもある。

とても微妙なことですが

ラージャヨガでも「何をするか」doingより「どうあるか」beingのほうが

大切だといわれています。

 

そうつまり、そういうこと。

 

 

 

 

大型連休は心の充電も! トルコからスペシャルゲストの講演会。参加無料です!

こんにちは!

花粉と桜が舞いまくっておりますが
お変わりないですか?
(花粉にはお薬も良いけど、マスクが最強!確実!ですね…)
 
大型連休のご予定はお決まりでしょうか。
5月5日の日曜日 13:30−15:30 広島平和公園内国際会議場ランにて
トルコから素敵なゲストをお迎えし、
講演会を行います。
 
新しい時代の新しい力について
インターナショナルなバックグラウンドをお持ちの
ラージャヨギ、ヨゲッシュにお話してもらいます。
 
入場無料ですので
この機会にぜひ心の充電に
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おごらず、他人と比べず、面白がって平気で生きる。

樹木希林さんの本

『一切なりゆき』は、毎週重版が決定するという異例の自体だそう。

 

累計発行部数が100万部を超えたとか。

文春新書で100万部を超えるベストセラーとなったのは、2012年に年間ベストセラー1位となった阿川佐和子さんの「聞く力」以来とか。

 

希林さんが亡くなって、

彼女の偉大さんに気づく。

でも、本当は亡くなる前に出てくれてたら

希林さんにも伝わったでしょうに。

(亡くなった人に対して、人は過剰に

美談にしたりする

風潮もなきにしもあらず。

亡くなった者は強し…!)

 

何が感動するって

希林さんの“感受性”

芸能界という浮き沈みの激しい世界にいながら

流されず自分の感受性を大切にしながら

生き抜いた感じが

感動するんですね。

(少なくとも私には)

 

「おごらず、他人と比べず、面白がって平気で生きる」という

娘の也哉子さんが希林さんの

残した言葉として話していましたが

特にこの「平気で生きる」というところに

ただならぬ覚悟を持った生きる姿勢みたいなものを

感じます。

 

白い雪の中にいても

平然と赤い雪でいられる。

それくらい自分らしくいた人だったのだと思います。

 

特に

癌を発病されてからは

死ぬことと生きることに真摯に向き合って来られた。

 

死ぬ時に

「お世話様でした。とても面白かったです。納得いきました。フフフ」

と言って死にたいと

生前言われていたそう。

 

他人の価値観に振り回されがちな

芸能界という激しい状況の中にいても

そうならないために

自分はどうしたいのか?

何をすべきか?

自分の頭で考え、自分で動く

そしてその状況を

面白がって見る。

自分で幸せを見つけることが

「自立」と書いてありました。

 

一つひとつの言葉が

あたたかくて、

思わずジーンとしてしまう。

 

シンプルな人生訓が詰まっています。

 

ドラマの一場面一場面を楽しんで、遊離している

これはラージャヨガの教えの中にもありました。

 

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(『一切なりゆき』樹木希林

韓国と日本の生きづらさを書く

今、日韓関係が最悪との報道が流れるなか…

『私は私のままで生きることにした』

という韓国のキム・スヒョンという方が書かれた本を読みました。

 

韓国は2回訪れたことがありますが

日本にもまさる儒教色のある、同調圧力の強い国。

 

経済的成長の影で、学歴社会など偏狭な社会的な価値観の重圧が

あることにも触れていました。

 

そんななんともいえない生きづらい社会背景の中で

どう生きていけば良いのか。

幸せになるにはどうしたら良いのか

著者のキム・スヒョンさんは真剣に考えたのだと思います。

深い洞察とわかりやすいイラストで

国や文化は違っても、とても腹落ちするような内容でした。

(恐らくこの本は欧米の方にはあまり共感は得られないかもしれません)

 

・人生は大富豪がデパートでショッピングするのとは違う

「何を得るか」より「何を放棄するか」

 

・人生とは結局あいまいさに耐えるということ

 

・変化のために最も必要な資質はくたびれないこと

焦りは捨てよう

 

・負けというのは他人をうらやましがることではなく

自分が持っているものを忘れてしまうこと

 

・特別ではないふつうの人生でもやれることはたくさんある

 

・自尊心とは自分でやってみること

 

・不合理な社会や他人からの採点に屈してはいけない。その正解の前におじけづいて自分の価値を下げてはいけない

 

・心配しても明日の悲しみが減るわけではない。

心配は今日を生きる力を奪うだけだ

起こってもいないことを心配するのは

戦争が起きるのが不安で防空壕で暮らすようなもの

すぐに使わないものを万一のために大量に買いだめするようなもの

 

・問題の実態に近づくには量ではなく深さが必要

 

・私たちにできる最善のことは

今この瞬間を忠実に生きることだけ

 

・私たちは人生が不安だからと

あまりにも多くの荷物を持っている。

生きるのにそんなにたくさんの荷物はいらない

人生の旅は長い。

できるだけ身軽に生きないと疲れてしまう。

人生をもっと軽くしたければ

不安のせいで捨てられなかったものたちと向き合ってそれらを捨てる

勇気を持とう。

 

自分の幸せの決定権を玄関の外において

誰かがインターホンを押してくれるのを待つのはやめよう。

 

まとめ

この本を読んで、必要なのは深さというのが

個人的には心に残りました。

ただ表面でふわふわ漂っていた自分に、

今深さが必要なのだということを

思い知りました。

ラージャヨガでも

深みに行けば宝石が得られるという教えがあります。

 

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(『私は私のままで生きることにした』キム・スヒョン著)